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利島村人工海浜整備工事

発注元:東京都港湾局

利島には自然の砂浜がありません。島の海岸線は玉石と呼ばれる丸い石で覆われています。

このため毎年初夏になると同じ伊豆諸島の神津島から砂を運び、人工の砂浜を整備する工事が行われます。

毎年の工事ですが、1年も経つと前年に運び入れた砂は波にさらわれ、大半が流出してしまいます。

神津島から運ばれる砂の量は1500トンにも及びます。砂には大きな石が混じっていることがあるため、まずはバックホウ(ショベルカー)でふるいに掛けます。それらの石を除去したのちに、ダンプカーで何度も砂を運び入れ、重機を使って平らに敷きならしていきます。

砂浜のない利島にひと夏だけ出現する、島民が待ち望むビーチです。

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